わたくしの大好きな曲の一つであります。
今の時代、どこを歩いてもみんな何かに取り憑かれたように下を向いています。
目に写るのは小さな画面の中に映るものばかりです。
寫眞家として身を立てると誓ったものならば、下を向いている人に顔を上げてみてもらう写真を作るべきだと思っております。
SNSで人生が変わることもあるでしょう。いろんな人に見てもらうこともできると思います。
でも、写真を作るものならば写真をするものならば、目を上げて同じ目線で写真を語らいたいではありませんか。
わたくしがモノクロフィルムで手焼きでこだわるのは自分の作品として作成したものを、下を向いて見てほしくはないのです。
項垂れてみるのではなく、お互いの目を見て写真で話したいと思うのであります。