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アートは死んだのか

写真が発明され、映像作品が出始めたときそれまでの油彩画や文学や日本画などは完全に芸術としての立ち位置を確立したと同時にそれ以降の作品はもやは形骸化され、模倣と修正を繰り返しているだけになってしまったという方もおられます。

写真の芸術性はすでに失われて、わたくしたちはただもがき続けるだけの存在でしかないのかも知れません。

InstagramやTwitterなどSNSで氾濫する写真はすでにその意味はもはやアートとは程遠く、1秒で取捨されるべくそしてその1秒の価値しか無くなってしまっているのにも関わらず、自己満足のためにカメラは使われそして廃棄されていきます。

一枚一枚を時間をかけて創作していく道程は、無駄な労力となりつつあります。

それでも、創作している海外の寫眞家たちのその技術は日本のそれとはまるきり違います。

デジタルとフィルが完全に棲み分けをされている海外の事情とは違うとはいえ、フィルム写真はデジタルの代替え品ではないのであります。

あくまでも表現技法の違いなのでありますが、それは儚い想いでしかないのでしょうか

アートは死んだと言われている時代でありますが、わたくしは最後の最後までそれを求めてもがきジタバタする人生で良いと思っております。

わたくしの人生であり、たとえこの世界でアートとは言えないものだと言われたとしても、芸術性の残滓であっても良いので作り続けていく所存であります。

今日もまた勉強に時間を費やすのであります。

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