裏話も残すところ後2回になってしまいました。
今回は私の愛機の一つハッセルブラッドを使い始めたときの写真作品になります。
購入したのは毎年博多阪急で開催される「カメラ博」でした。
そこでお世話になっているゴゴー商会さんで購入させていただきました。
毎回思うんですが、「ゴーゴー」なのか「ゴゴー」なのか正式名称はどっちなんだい(なかやまきんにくん風)
オーナーさんが後郷さんなのでゴゴー商会なんでしょうな、きっと(笑)
まあそれが1代目のハッセルブラッドとの出会いでした。
ハッセルを買おうと決断したのは憧れのマイケル・ケンナさんの愛機でもあるからでして。
そのハッセルを持ってまずはどこに写真を撮りにいこうか。。。
と思った時に佐賀の有明海にある大魚神社に行きました。三つの鳥居が並んでいるフォトジェニックな場所ですね。
もちろん鳥居は撮りましたが、何か違うなあと思ってフィルム1本(ブローニーフィルムなので12枚です)しか撮りませんで、それよりもそこから奥に入った所にある漁港に惹きつけられました。
有明海の潮の満ち引きで沈む道と漁港が神秘的でした。
右側が今回の作品ですが、左側は結局は手焼きまでしなかったです。
夜の撮影で、シャッターはもちろん長時間露光なので、足元に潮が満ちてきていました笑
しかも、潮の流れが早くてじわーと満ちてくるのではないのです。
ササーと潮が満ちてくるのでシャッターはおろせないし、靴は濡れてくるし、このまま水に攫われてしまうのではないかと焦りました(笑)
まだ買ったばかりの三脚とハッセルを濡らしてなるものかと潮がくる十歩下がって一枚、さらに満ちてくる。
また十歩下がって一枚を繰り返しました、
そんなこんなで初めてのおつかいならぬ初めてのハッセルで撮った写真作品です。