バスの時間のために一旦戻ることにしました。
大島灯台へとバスで行けるのかと思いきや運転手の方に「そっちには行かんよー、遊歩道を歩いて行ったら行けると思うけどねえ。歩いて1時間もかからんよ」
と言われるので、「じゃあ、行ってみます」と言ったはいいものの遊歩道はあるか彼方にあり、勇んで歩いておりました。
いけどもいけども草木は深くなり、だんだん様相が変わってきてしまい、、、
とうとう道すらもなくなってしまいまして。この道をかき分けて行きますと、倒木に道は遮られ、野犬の鳴き声もする始末でございまして、遭難するのでは?と恐怖を抱きつつも信じて先に進んでいった次第であります。
最後には岩礁にまで到達し、心臓はバクバク、タバコの吸いすぎでいたんだ肺は過呼吸状態、死を覚悟した時、やっとのこと灯台への道を見つけたのでございます。
生きた心地もしないまま歩いた道の先には絶景が広がっておりました。帰り道ではバスとたまたま遭遇し運転手方は「あんたの顔を見て安心した!もしかしたら遭難したかもと思ったよ」
「死ぬかと思いました」と伝えたところ大笑い。島の人たちの温かな人柄にほだされた次第でございます。
帰りは夢の小夜島でバスを降り、ここでも撮影
夕方近くになりつつありましたので、今日は大島で泊まる予定にしておりました。
宿は取っておらず、愛すべきパートナーが車で迎えに来ていただけるとのことでしたので車中泊にすることに決めたのでございます。
2日目の大島はまた美しいものでございました。
それはまだ次回に、、、