昔はよかった。昔はこうだった。
そんな事を言っておれば、今はもう違う
いつの時代のことを言ってるんだと非難囂々でありましょうが、人はそんなに完璧でいられるはずもなく。
人を傷つけないように、人に迷惑をかけないように、そんなことを言いつつこの世から、いじめは無くならないし、殺人や怨恨沙汰は人間が開闢以来絶えたことはございません。
人間が一つの段階を踏んで、新たな意識を持った存在になろうとしているのかもしれませんが、なかなか生きづらいと感じる方も多いのも事実であります。
なぜなれば、人は一つの世界だけで生きてはいないからです。
1人の人間が持つ世界は無数に広がっております。
仕事の世界、趣味の世界、家族の世界、そのほかにも。
それぞれの世界で、制限を設けられ始めると多面的にその人は追い詰められていきます
仕事の世界では、人間関係の世界もあり、他人との世界との軋轢の中でもがき、家族の世界では親と子の世間体や義務感などに辟易し、趣味の世界では自由でいるようでいて、どこか楽しめない自分との葛藤もあります
フィルム写真もまたもやフォマパンがフィルムの値上げし、ローライも値上げを強行しました。
材料費の高騰やらいろんな要素はあることと思われますが、生き残るために苦渋の決断をしたものと思われます。
いよいよフィルム写真をしているものたちは篩にかけられていく次第であります。
それでもわたくしはこの古き良きものを続けていくしかありません。
まだフィルムでやっているのかといつの時代の話なんだと言われるその日に向けて続けていく所存でございます。