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最後の種族

今日は何やらぼんやりと月を眺めていましたら、ふと思ったのでございますが、私共人類は太陽系では最後の種族なのではないのかと。。。

海王星まで行っても生命体は見つからなかったら、私どもは宇宙に孤立した生命体になるのではという言いようもない孤独感に苛まれます。

これほど広大無辺な宇宙において人類だけが存在するなんてあり得ないと思っておりますが、その反面すでに宇宙の歴史からは取り残された存在であるのではないかとコペルニクス的転回のような考えに襲われることがございます。

人類が生まれる前はたくさんの宇宙の生命体がいたにもかかわらず、何らかの理由によって今はもう全てが遠い過去の出来事であり、地球という最後の楽園に生きているだけなのではと。

わたくしが幼少から抱えてきた言いようのない孤独感は、環境のせいではなく、いにしえの遺伝子に植え付けられた記憶のせいではないかと思うことがございます。

全くの根拠もない妄想ではありましょうが、なぜかそう思うことが多々ございます。

宇宙に別の生命体を望むのは、地球に生きている我々の定めと言いましょうか、同じ種族で争い続けるのはなんの因果でありましょうや。

だからこそあえて繋がり合おうとするのかも知れません。

願わくば宇宙のどこかに地球人と理解し合える種族がいることを期待しております。

そうなれば、人類は争うことをやめて、初めて孤独から解放されるのかも知れません。

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