たとえどんな状態の時でも、世界は巡り続け美しいものでございます。
わたくしの生きる道は、俗に普通の道と呼ばれるものではありません。その中で、世間の声的なことを言われる方もたくさんいらっしゃいますが、そんなものは雑音でございます。
そもそも、どんな声も聞く必要はないのです。普通とは違う生き方を選択している時点で、勝ち負けすらも世間の尺度でしかありません。
これは拗らせているのを隠そうとしているものだとかではございません。その生き方で、人生の最後まで行き着くと覚悟しているなら、たとえ負けという尺度で計られたとしてもそれで十分であるはずです。
普通に生きてもたどり着く場所は同じでありますから。その生き方しかできないと覚悟している以上、絶対に世間的な負けを認めたり、誰かが負け犬だと罵っても、生き方を変えるわけには行かないのです。
ゴッホのような才能があろうがなかろうが、そんなものは生き方には関係ございません。
自分で負けを認めない限り、年齢的な区切りを言われる方もいらっしゃいますが、普通ではないのですから、もう諦めて観念して進むしかないのです。いろんな方が自分の考えを発信していますが、それを見て納得したならもうそれは自分の世界が少し破壊されているかもしくは変化しております。その方の声が世間の声と同等になってしまうのです。自分自身の中で。そして自分自身の声が聞こえなくなってまいります。
たった一人にでも心に何か思ってくれる方がいればそれでも良いではありませんか。
だからわたくしは自分自身の考えがどこにあるのかを突き詰めていくことにしております。
それが正解かどうかは問題ではございません。誰かの考えを受け入れる必要はないということだけでございます。最初から最後までわたくしの人生でございますゆえ。
