アナログ寫眞(しゃしん)をしております。
海外では一つの文化として存在しておりますが、日本のそれでは風前の灯とも言えましょうか。
アナログ寫眞(しゃしん)は言うを待たず、フィルム写真、フィルム現像、引き伸ばし機による手焼きプリントの類でございます。
自己紹介といたしましては、私自身はそれらを全て自らの手で行い作品を作成致しております。
寫眞という旧字に致しておりますのは、古き時代の名残として、またそれらを築き上げてきた先達への憧憬と尊崇を込めてのものでございます。
このブログなるものにて徒然なるままに書き続けるは、私自身の寫眞(しゃしん)の作成の知りゑたるもの、今現在のアナログ写真の現状や薬品、フィルムに至るお話や、古きもののお話などもさせていただき、アナログ写真文化に僭越ではございますが、貢献、もしくは興味を持っていただく場所となれば幸甚の至りでございます。
さて、何からお話しすればよろしいのか。
まず初めには、寫眞については、初めての方や興味を抱いた方へ向けてなるべく、その文化に関して拒否反応を抱いてほしくはない
そんな思いもございまして、なるたけ同じ目線でお話しさせていただこうかと思うております。
得てして、写真のお話をされる方の中には大層尊大な態度で、坊主の説法の如くにつらつらとお話する。そのような態度にならぬように私自身も再度学ぶ気持ちで書いていこうと決めております。
また、現在フィルム写真の環境下においての、現像液、その他の薬品のこと、作業についてのこと
フィルムについてのことも紹介させる中で、少しづつ読んでいただけるように継続していきたいと思うております。
なにぶん初めてのことにて、多々至らぬこと多いと思えども、アナログ写真文化の衰退に際して看過しておけぬ気持ちもございますれば、どうかあたたかき気持ちにてご覧いただければこの上もなき幸せに存じます。
tetsu