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写真裏ばなし

写真のお話をする人はたくさんいらっしゃいます。フィルムの詳しい方、暗室の技術的な詳細な話。

作品についての説明については個展で本人に会わない限りなかなか聴くことはできませんよね。

せっかくなので、作品に関しての裏話などをブログで更新していこうかなと思いました。

今、福岡の薬院の知り合いのサロンで展示販売している作品についても背景についてまでお話しすることができないので、ここで語っていこうかなと思っています。

まずはこの作品から。角島灯台ですね。「光を追って」という題名です。

この時はちょうど今頃10月下旬から11月ごろだったと思います。

撮影機材は買ったばかりのライカM3とズミクロン3ndの50mmです。

まだまだフィルムカメラに慣れていない頃でとにかくライカで撮影するのが楽しくて仕方ない時でした。

三脚は持っていたものの、レリーズ(シャッターボタンを長く押すための機械)を持っていない時でした

しかしながら、夜の撮影で灯台の光があったとしても2分から4分くらいのバルブ撮影をしなければならない状態でした。(バルブ撮影はシャッターを開いたままにする撮影方法です)

ライカのシャッターボタンって筒状なんですよね笑笑

そこをレリーズを持っていなかったので、寒空でかじかんだ指で4分我慢しました(笑)

痛いの痛いのって感じでしたが、この時は写真を撮ることが楽しかったので、今も楽しいですが、指が痛くなるのも楽しかった思い出があります。

結局この撮影を10コマくらいしたので1時間ほど冷たい指を酷使したわけですが、もちろん真っ赤っかですよね。

でも、ライカを使い始めの時って魔法を使えているんじゃないかと錯覚するくらいに撮影が楽しくて楽しくてたまらない時期なんです。

現像をした後は、結果がよかったので人先指を褒めてあげました。

私は左利きなのですが、カメラってシャッターは基本は右手側ですよね。

なので、右手を褒めることを忘れていた気がしました(笑)手を褒めるってないと思いますけど。。。

この作品の裏話でした。

展示写真についてやこれからの作品についても裏話を書いていこうかなと思っています。

せっかくブログを作っていながら運用に迷いまくっていたのですが、少しだけ光明が見えた気がしました。

写真の技術などは上手い人がたくさんいてそれこそ星の数ほどにいるので、その方達にお任せして、自分は自分の作品たちの話をしていこうと思っています。

現在は次回の個展に向けて鋭意製作中ですので更新は無理のない程度で行っていきます。

写真裏ばなし」への2件のフィードバック

  1. スレイヤー さんの発言:

    いいお話ですね。自分も20年近く前でしょうか、頑張ってM3買った時を思い出しました。その頃はまだフィルムに勢いがあった頃ですね。デジカメ時代で便利ではありますが、やはりフィルムが楽しいですよね。

    1. コメントありがとうございます😊
      やっぱりフィルムには人の手で作り上げていく感覚があって楽しくて仕方ありません!
      フィルム写真アナログ写真の文化がどんなに縮小されていく時代になっていっても続けて行きたいと思います!

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