ミルトンの「失楽園」で有名な言葉ではありますが、写真を撮り続けているとまさにこの言葉通りのことを続けているような感覚になります。
あくまでも写真は光を捉えるものだと思っていますので、暗い闇を表現しつつも光に向かっていくさまを捉えることに重点を置いていおりますが、言葉では言えるもののそれを形にすることは難しいものです。
まだまだ、自分が思ったものを撮るには道のりは長いものですが、その環境を作っていくのも結局のところ自分自身でやっていくしかありません。
誰かの応援を期待していたり、有名な方に取り入ろうとかそんなことをしていても誰も自分の表現に対しては感じることは何もないでしょう。
再三言っている事ですが、死に物狂いでやらなければ誰にも伝わらないのであります。
あくまでもそこのスタート地点に立つことができるのは魂を削ったものだけです。
評価とはまた別の話であります。
だからこそ光を求めて、命懸けでそれは言葉だけではなく、環境を作ることから写真を作ることまで必死に取り組んでこそ掴めるものだと信じております。
自分自身を憐れむことなく、倦まず弛まず、ただひたすらに地獄の底から光に向かって手を伸ばすのみです。