今まで植田正治さんへの憧憬からシリアスフォトグラファーという名称で頑張ってきておりましたが、この度の個展「幻日曳航」展の展示にて、アナログ写真と共に言葉を添えていました。
写真と共に言葉に共感や印象を受けていただくことが多かったこともあり、憧れの人の提唱したものではなく、自分自身でのあゆみを始めたいとの気持ちから、また、大変にお世話になっている大恩人の方からの提案もあり、創作写文作家として再出発したいと思います。
これまでのブログの文体も変えて、私自身の素直な言葉として発信していきたいと思っています。
まずは個展にご来場ができなかった方に向けて、私の創作活動に興味のある人たちに向けて、毎日、写真を額装したものと言葉を添えてX(旧Twitter)とこのホームページとできましたらYouTubeなどでも発信していきたいと思っています。
『幻日』
海で永遠が見つかったといった子供なもういない。
太陽は海に溶けた。その子供を追って永遠を探したけれど見つからなかった。
僕が探していたのは太陽じゃなかったから。
「永遠は見つかった?」
悪戯っぽく笑う子供に僕は言ったんだ。
「うん、見つかったよ」
その子供はずっと前から知っている顔だった。
とこのように毎日アップして行けたらと思っています。
この作品に関してはもう人の手に渡った作品ですので、実際に見ることができるのは購入していただいた方のみにはなっていますが、少しでも誰かの目に触れる機会があったらと思いやってみることにしました。
これからも創作写文作家 サジキハラテツをよろしくお願い致します。