ここ3日間、旅に出ておりました。
阿蘇のカルデラ地帯へと足を運びその自然の雄大さと歴史に身を置いて写真を撮ってまいりました。
夜に出発してから朝方の5時ごろに草千里へと到着し、少し休憩を入れてから撮影開始。
まず朝焼けが出迎えてくれた次第でございます。
何十万年前からもの間に形成されてきたこの土地で今この時をこの瞬間に生きてこの景色を見ることが出来る奇跡に呆然としながらも涙が出そうなくらいに感動しておりました。
ここで撮影をするのは3回目となりましょうか。いつきても感動をもたらしてくれる素晴らしい場所でございます。
わたくしがこの地球上で最も美しいと思う生き物は馬であります。
以前にも書いたことがあるかもしれませんが、完璧な調和で崇高な生き物と感じている次第です。
馬肥ゆる秋と言いますが、お腹がでっぷりの可愛らしい感じにはなっておりますが、やはり背景といい絵になります。
初日の天気は変化しやすく朝方は曇っていましたが、運よく昼ごろになると快晴となり、汗ばむほどの天気となりました。
草千里の馬たちは9時ごろから観光客相手に仕事を始めることになるので撮影は一旦休憩。
人間同様、出勤するように集まってくる馬たちを見ながら切ない気分になりました。
熊本に来たのならと昼食に向かったのは。。。
赤牛丼とだご汁を食べにきました。パートナーさんとの分も加えても3千円前後の金額でおなかいっぱい食べることができましたので熊本に来た際にはぜひお立ち寄りください。とても美味しかった次第です。
昼食を挟んで、田子山へ。
田子山は阿蘇を一望できる小高い山でありますが、そこまでの標高があるわけではございませんのでこの季節なら歩いて登っても程よい運動くらいなものでありました。
カルデラをぐるっと囲まれた熊本の雄大な自然を目の当たりにできますのでここもおすすめでございます。
夕方には草千里に戻ってまいりました。
仕事を終えた馬たちが三々午後、束の間の自由時間を楽しんでおりました。
夕方も撮影を少しばかりしてこの日を撮影は終了。
夜は草千里から数キロほど下りたところにある温泉に浸かってまいりましたが、ここもゆっくりと心と体を休めるにはいい宿でございました。
草千里に戻っていつもの車中泊でありましたが、この日はガスが風向きで全く曇らず、星と月が煌々と輝いていてそれはそれは美しい夜でありました。