戦争は未だ止まず。フィルムの供給にも影響を及ぼしておりますが、それよりも人々の命もまた失われていく次第であります。
名もない芸術家たちが生活に喘いでいるこの現状は、今も昔も変わりはありますまい。
名もない芸術家たちがいることこそあるいは平和の証明とも言えるのでないかと思う今日この頃。
戦争があるときにはロバートキャパのような才能が開花もしますが、それに反して世界は常に不安定でございます。
芸術家が誰にも理解されないことはあるいは人それぞれにこの世界でやりたいこと幸せに生きようともがいている状況であれば当然のことのように感じます。
無名のままだからということで人の評価などに左右されずに自分の表現を求めることが出来るのも幸福というものかもしれないと思う次第であります。