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余談ではございますが

余談ではございますが、わたくしは友人が一人もおりません。

如何せん、人と接するのが大変窮屈なのでございます。

年を経るごとにその傾向は強くなっております。

以前は、TOPを弁えた対応もできていたのでございますが、今や人と話すことすらできません

口が重く、なんとも言葉も出てこなくなってきております。

こうやって自分のブログを書くことはできても、話すことはできません

写真はそんな自分の唯一の表現でございます。

小さな声を振り絞って出した言葉でございます。

最近読んでいる本で「サピエンス全史」が面白くて、時間が空いた時に読んでいるのでございますが、人間がいかに昔から自分のこと、他人のことを話してきたのかをそれで言語を発展させてきたのかを学ぶのに良い本だと思っております。

その本に書かれていることだけが真実ではないでしょうが、なるほどと頷けることもあり、人間がいつから芸術に目覚めてきたのかも言及されている部分もあって大変勉強になります。

そして、いかに人間が昔から集団生活の生き物であるかもわかります。

そんな中、わたくしは集団生活の中にいながらも、極力一人で生きていきたいと思っております。

そういう方も増えてきてもいて、新たな生き方が生まれ出ようとしている過渡期にあるのかもしれません。

働き方も変わってきていて、いろんな職種の方もいらっしゃいます。

しかしながら、表面上は変わっても本質的な部分では何も変わってないことを実感いたします

人付き合いがないとしても、誰かと繋がっていなければ生きてはいけず、どこかで必ず影響しあっていないと生存できませんでしょう。

わたくしも、話すことはできなくても写真で繋がっているのでありますから、友人が一人もいない生活であっても生きていられるのでありましょう。

まだまだ現像まちのフィルムを前にしながらぼんやりとそんなことを考えてしまった今日この頃

もう少しだけ写真と共に生きていけたら嬉しい限りであります。

後何十年生きられるかわかりませんが、写真に出会えたことをまた感謝する日でありました。

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