今日はWBCの素晴らしい優勝とともに私の母に誕生日プレゼントを渡した日でありましたが、120色入りの色鉛筆を渡した次第であります。
私はモノクロフィルム写真をして、母は彩豊かなものを好みます。塗り絵が趣味でありますのでそれを渡したのですが、考えてみると私が写真を始めたのは父親のカメラが元になっており、その芸術的な趣味嗜好は母親からの譲りものであるようです。
色とりどりの鉛筆が並んでおります。
大変に喜んでくれてよかったものであります。もう私の母は78にもなりますが、心臓の手術をしたり、足の手術をしたり、聴覚障害があったりとそんな中でも育ててくれて感謝しかありません。
自分が見てられるところは精一杯やるつもりでありますが、なかなか精神的に疲弊することもあり、心が折れそうになることもしばしばです。
そんな時も写真が私を救ってくれます。フィルム写真は私の命そのものなのです。
フィルム写真文化が消えるときは私の人生も終わりにするつもりであります。
だからこそ、どんなに苦しい状況になっても生きていこうとする強い意志を母の面倒を見ているということで保っております。
それが、私に先天的に備わった備えられた弱く美しい性格の一つであるものと思っております。